出すとどんな懸賞でも必ず当たり、商品がすぐ届くという『必中けん賞ハガキ』。
ドラえもんが苦労して手に入れたハガキだったのですが・・・
のび太を指名手配
懸賞に応募してプレゼントが欲しいのび太は、家中のハガキをかき集めます。
ところがありとあらゆるハガキが無くなってしまい、その犯人がどうやらドラえもんだと判明します。
実はドラえもん、未来の世界で『必中けん賞ハガキ』を手に入れるために何枚もハガキ応募をしていたようで、超高倍率をくぐりぬけて見事当選!
ドラえもん33巻「だせば当たる!けん賞用ハガキ」P155:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
ところがのび太はそれを普通のハガキと勘違いし、友だちにあげてしまったというからさぁ大変!
怒り心頭のドラえもんはのび太を捕まえたら懸賞を出すというポスターを配り、人海戦術でのび太を追い詰めるのでした。
ドラえもん33巻「だせば当たる!けん賞用ハガキ」P155:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
夢のようなハガキ
どんな懸賞も必ず当選する『必中けん賞ハガキ』。
未来の世界では星1個がもらえたり、銀河系一周旅行や宇宙ヨットが当選する豪華なものがあるというから驚きです。
何をもらうかしっかり検討する必要がありますね。
ドラえもんものび太も悪い所はある
家中のハガキを勝手に使い込んだドラえもんにも非があります。
とはいえ、それを知らないのび太は腹いせに『必中けん賞ハガキ』を軽々しくプレゼントしてしまったわけですが、今までドラやきを我慢して苦労して手に入れたハガキを失ったドラえもんの気持ちも理解できます。
もしドラえもんが『必中けん賞ハガキ』で宇宙旅行をゲットしてのび太と一緒に行くことができていれば、小さい恨みなんて吹き飛んでいたはずなのですが・・・。
未来の世界にも紙の新聞が?
ドラえもんが誕生したのは2112年の世界ですが、そんな先の未来にも紙の新聞は生き残っているようです。
ドラえもん33巻「だせば当たる!けん賞用ハガキ」P157:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
ハガキの当選者の発表が新聞で伝えられるとは、ずいぶんアナログの手法が残っているのですね。
それともひょっとすると、これは紙に見える電子ペーパーの進化版なのかもしれません。
果たしてその真相はいかに・・・?