『雲オール』は雲に乗った状態でボートのように移動するための手段として使えます。
空の移動もスイスイ
雲の上でのんびり昼寝ができたらと夢見るのび太。
するとドラえもんが気持ちよさそうに雲で昼寝しているではありませんか!
ドラえもんカラー6巻「雲やきなべ」P98:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
『雲オール』で空気をかいて雲を移動するのですが、見た目はまるで本物のボートのよう。
しずかちゃんを誘い、空の遊びを満喫するのでした。
雲の移動に必須
『雲オール』は雲に乗った状態で移動するために欠かせないひみつ道具です。
風に任せるだけだと対して移動できず、オールを使って進みたい方向に向かうわけです。
カヌーの要領で前進するわけですね。
かざぐるまもあります
雲を移動させる道具には『雲を動かすかざぐるま(コミック39巻)』もあります。
関連ひみつ道具
こちらは雲に突き刺すだけでモーターボートのようにプロペラの役割を果たすため、『雲オール』のように手動で漕ぐ必要がありません。
のんびりと空の散歩を楽しみたいときはオールが向いていますね。
雲関連のひみつ道具が多い
ドラえもんには雲を自作する『手作り雲セット』、雲を好きな形にする『雲コントローラー』、ねんどのように雲を手作りする『雲ねんど』など雲にまつわるひみつ道具がたくさん登場します。
大長編にも雲をメインテーマにした雲の王国がありますよね。
これはおそらく藤子先生が、多くの子どもが夢見るであろう雲と遊ぶことを夢みて、少しでもマンガの中でその世界観を楽しんでほしいという思いが表れているのかと推測します。
一度は雲に乗ってみたい。
綿菓子みたいに食べてみたい。
雲の中はいったいどうなっているのか?
考えれば疑問は尽きませんが、ドラえもんを通じて子ども時代の気持ちを思い出すきっかけになればいいですね。
このひみつ道具はこの巻で読めます