みせかけミサイル

『みせかけミサイル』は本物に見えるみせかけのミサイルです。

脅して脅して戦闘回避

6,500万年前の世界で、ドラえもんは『お城』を築き、竜の騎士たちと戦闘を開始します。

こけおどし手なげ弾』『ハッタリバズーカ』『みせかけミサイル』など敵を脅すひみつ道具を中心に戦いますが、ジリジリ追い詰められるドラえもんたち。

みせかけミサイル
実害は与えないものばかり

大長編のび太と竜の騎士P165:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄

あわやお城に乗り込まれそうになったその時!巨大な隕石が落下して戦況は一変するのです。

効果は不明もみせかけの道具

『みせかけミサイル』は見た目こそ立派なミサイルで、見る人を驚かせる効果が期待できます。

作中で使われることはなく一瞬登場しただけのひみつ道具ですが、おそらく音や光で爆発に見せかける効果があるものと思われます。

また、相手にチラリと見せることで本物のミサイルと思い込ませ、うかつに攻め込んでこられなくする使い方もできますね。

素性がバレてはいけない

こういう見せかけ系のひみつ道具はチラ見させて相手を威嚇するために使われるべきです。

うかつに攻め込んでこられないようにして時間を稼ぐのが大切なので、『ビッグライト』で巨大化し、『フエルミラー』で数を増やし、ズラリと並べておくのです。

こちらの戦力を何倍にも大きく見せかけることで敵から攻め込まれにくくする。

ドラえもんたちのように少ない戦力で巨大な敵と戦うには、この戦法が有効だったはずです。

世界がこれなら平和なのに

あらゆる国が『みせかけミサイル』を配備すれば、実は大した戦力じゃないことがわかり、戦争もなくなり、平和な世の中になるのかもしれません。

実は威嚇のためだけのものだったとわかると後が怖い…という気持ちもわからなくはないですが、いつかそんな世界が実現するといいですね。

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