『水のとおりみちになるリング』を設置すると、近くにある水が輪っかの中の通るようになります。
遠足で言い争い
のび太は雨男に違いない!
そう言いがかりをつけられて遠足に来るなと言われてしまった悲しいのび太。
ドラえもんとガチャ子はなんとしても遠足を成功させるため、我先にとのび太を助けようとします。
藤子F不二雄大全集ドラえもん2巻「ロボットのガチャ子」P55:小学館
ガチャ子が取り出した『水のとおりみちになるリング』で周囲の雨を集めることができたのですが、スネ夫一人にすべて降り掛かってしまったのでした。
水の通り道
『水のとおりみちになるリング』はその名の通り、水が輪っかの中を自動的にくぐるようになるひみつ道具のこと。
川の水はもちろんのこと、雨が降ってきた時に使用すれば雨よけとしても使える便利な代物です。
藤子F不二雄大全集ドラえもん2巻「ロボットのガチャ子」P54:小学館
ひょっとすると近くで使っている水道水など生活用水も引き寄せてしまうかもしれないので、一応注意しておく必要があります。
ガチャ子の道具
実はこの道具、厳密にはドラえもんのものではなく、ロボットのガチャ子が出した道具です。
ガチャ子はセワシくんが未来から連れてきたアヒル型ロボットのことで、早とちりでせっかちな性格が特徴です。
輪っかをつなげて災害防止
『水のとおりみちになるリング』は上手に連結させることで近年の大雨災害の防止に役立てることができそうです。
特に台風シーズンは大雨で日本各地で災害が起こるため、事前に輪っかをつなげて周囲の雨を集め、直接海に放流する仕組みをつくっておけばいいのです。
台風によってもたらされる水の恩恵もあることから、災害が予想される時だけ限定的に使うようにするといいでしょう。
このひみつ道具はこの巻で読めます