『無人境ドリンク』を飲むと人と一切会えなくなる効果があります。
誰もいない無人の街、体感してください。
1人になりたいのび太
ママや先生、友達の声がうるさいので1人になりたいのび太。
ドラえもんは『無人境ドリンク』を取り出しのび太に飲ませます。
途端にのび太の周りから人がいなくなり、のび太が探しても誰にも会えない状況に陥ってしまいます。
ドラえもん38巻「無人境ドリンク」P143:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
さすがに寂しさを感じてきてもクスリの効き目を消す方法がわからず泣き寝入りするのび太ですが、果たして今後みんなと会うことはできるのでしょうか?
完全に1人だけの世界へ
『無人境ドリンク』を飲んでも人が消えてしまうわけではありません。
ちゃんと自分以外の人は普通の生活を送りつつ、あれこれ偶然が重なってのび太とすれ違っているだけなのです。
ドラえもん38巻「無人境ドリンク」P142:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
ドリンクを飲んだ人からすれば人の気配はするのにどこに行っても誰にも会えない状況が続き、人によっては恐怖を感じ始めるかもしれません。
1人だからといって無茶はできない
誰もいないからちょっと恥ずかしいことでもやってやれ!と開放的な気分になるかもしれませんが、注意が必要です。
周りからあなたの存在はしっかり認識されているため、どこかであなたの行動はバッチリ監視されている可能性が濃厚なのです。
自制心をしっかりやしないましょう。
見守るドラえもんの優しさ
「1人になりたい」。そんなバカげた事を二度とのび太が考えないようドラえもんは遠くからのび太を見守ります。
ドラえもん38巻「無人境ドリンク」P143:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
のび太が誤った道を進みそうになるとドラえもんはいつもそっと優しく軌道修正してくれるのです。
自分自身で過ちに気付かせるドラえもんの優しさ。のび太は陰ながら支えられているのです。