無料ハンバーガー製造機

空気と水から半永久的にハンバーガーを作り続けることができる『無料ハンバーガー製造機』。

食糧問題を解決するための画期的なひみつ道具です。

動物国の繁栄を!

のび太が拾ってきた野良犬イチの存在がママに見つかってしまい、追い出されることになってしまいました。

途方に暮れたのび太でしたが、ドラえもんが『無料ハンバーガー製造機』を未来の世界で手に入れてきたのです。

無料ハンバーガー製造機
高性能なマシンのようだ

ドラえもん22巻「のら犬「イチ」の国」P181:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄

水と光を原料にして半永久的にハンバーガーを製造する夢のような機械で、これさえあればイチの食糧問題も解決します。

大量に捨てられた動物たちを引き連れて太古の時代にいき、『進化退化放射線源』で進化したイチをリーダーとして動物国をつくることにしたのび太とドラえもん。

『無料ハンバーガー製造機』は動物国の発展に貢献し、現代の人間も凌駕するほどの大国に発展したのでした。

肉ではなく藻

水と空気からクロレラ(藻)をつくり、それを原料としてハンバーガーを製造します。

見た目は肉ですが肉ではありません。

半永久的に食料製造が可能なため、味に飽きさえしなければ生きながられることを可能です。 

味はどうなのか?

原料が藻だとしても味がしっかり肉になっていれば何ら問題はありません。

のび太やドラえもんが藻バーガーを食べるシーンが描かれていないため想像するしかありませんが、未来のひみつ道具が製造するものなので味もしっかり保証されているのでは?と思われます。

ドラえもんも「とうとう手に入れた!」と言っていることから、『無料ハンバーガー製造機』は未来の世界で品薄状態=人気商品ということがわかります。

無料ハンバーガー製造機を入手して喜ぶドラえもん
同じ言葉を繰り返してしまうほど嬉しいようだ

ドラえもん22巻「のら犬「イチ」の国」P181:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄

もし味が悪ければ売れているはずがありませんので、食べ続ける分に影響がない味ということが予測できますね。

食料製造機としては初期のタイプか?

『無料ハンバーガー製造機』の特徴にして一番のデメリットはハンバーガーしか作れないことです。

クロレラを原料にして肉を作る技術があるのであれば、肉以外の食料を作ることも可能なはず。

それなのにハンバーガー製造しか機能が無いところを見ると、食に関する数あるひみつ道具の中でも初期の頃に発明されたものと推測できます。

そりゃイチたちだってハンバーガーだけでは飽き飽きしますよね。

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