『ねむらせまくら』を投げると周辺の人はみんな眠ってしまいます。
マラソンで1位を狙うのび太
いつもの口からのでまかせで、自分はオリンピック選手になれるほど足が速いと言い放ってしまったのび太。
ジャイアンたちとマラソン大会をすることになり、その作戦を立てます。
藤子F不二雄大全集ドラえもん20巻「じゅん番入れかわりそうち」P342:小学館
『ねむらせまくら』でジャイアンらを眠らせてその間にゴールする計画を思いつきますが、意外な欠点があってさっそくボツをくらってしまったのです。
周辺の人を眠らせます
『ねむらせまくら』を投げると、それを受け取った人とその周辺の人がみんな眠ってしまいます。
なにか特殊な電波が出ているようで、それを浴びると一瞬で眠りに落ちてしまうのです。
不眠症の人にとってはうれしいまくらですね。
グッスリまくらとの違い
コミック22巻では『グッスリまくら』が登場しました。
関連ひみつ道具
これで出木杉くんを眠らせてテスト勉強できないよう邪魔する計画を立てるのですが、全て失敗したといういわくつきのまくらです。
周辺の人を眠らせる点では同じですが、『グッスリまくら』は特殊な電波を放出して周辺の人を引き寄せる効果があります。
一方の『ねむらせまくら』は起動して人に向かって投げてぶつけて強制的に眠らせるのです。
たしかに22巻『グッスリまくら』も部屋に投げ入れたり人にぶつけて眠らせるシーンもあったのですが、それは本来の使い方と異なります。
また、かなりデリケートな機械らしく、投げた衝撃で簡単に壊れてしまったのです。
そういう意味で、投げつけて使う『ねむらせまくら』は頑丈な構造になっていて、気兼ねなく使えそうですね。
このひみつ道具はこの巻で読めます