対象物がどれぐらいの年代たっているかを簡単に調べることができる『年代そくてい機』を紹介します。
恐竜の足あとの化石をつくろう
過去の時代にいって恐竜の足あとをつけ、自分がその第一発見者になりたいのび太。
古い地層を探すためにドラえもんは『年代そくてい機』を取り出し、準備にとりかかります。
ドラえもん44巻「恐竜の足あと発見」P106:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
『タイムベルト』で過去に移動して恐竜を見つけたのはいいものの、うっかりのび太の型を残してしまったことでサルの化石になってしまったのでした。
一瞬で年代を測定します
経過した年数を測りたいものに『年代そくてい機』を向けると一瞬で数値が出ます。
古い地層はもちろんのこと、人に向けても使えるため、のび太のママは38歳ということがここでわかります。
ドラえもん44巻「恐竜の足あと発見」P107:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
美術品の本物・偽物の判別に役立つ
あまり登場の機会がなさそうな『年代そくてい機』ですが、美術品・骨董品の真贋を見抜く時に役立ちそうですね。
製作者の年齢を考えて同じ時期にできたものなら本物である可能性が高いですし、年代がずれていたら一発で偽物とわかります。
食べ物の新鮮さを調べよう
日常生活において『年代そくてい機』はスーパーマーケットなどで食品の新鮮さを調べる時にも利用できそうです。
同じ野菜でも収穫時期が異なる可能性もありますし、できるだけ新鮮なものを選びたい人間心理が働きます。
歴史の改ざんは目をつぶる
ドラえもんとのび太がやったような、意図的に化石を残して自分たちが発見者になろうとする試みは歴史の改ざんにあたるため、本来であれば禁止されているはずです。
ドラえもんのストーリーではしばしば矛盾する展開が見られるのですが、そういう細かい点を指摘するとキリがないためマンガだと思って楽しむようにしましょう。
このひみつ道具はこの巻で読めます