人が欲しがっているものを可視化することができる『ノゾミルじゅう』というひみつ道具を紹介します。
犬好きをさがせ
捨て犬をみんなで買うことに限界を感じたのび太は、犬を欲しがっている人を本格的に探すことにします。
ドラえもんは『ノゾミルじゅう』を使い、人が欲しいものを可視化して探そうとするのですが、なかなか見つかりません。
ドラえもんカラー4巻「ノゾミルじゅう」P147:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
その時、たまたま空き巣に入られた家の人が番犬を欲しがっていることを知り、捨て犬は無事飼い主が見つかったのでした。
人の希望を可視化します
『ノゾミルじゅう』を人に向けてシャボンたまのような弾を撃つと、その人が欲しがっているものを可視化して頭上に表示します。
セールスマンがこのひみつ道具を使うとピンポイントで狙ってセールスをかけることができますね。
浮かぶのは1つだけ
普通、人はいくつも欲しいものを抱えているはずですが、『ノゾミルじゅう』を撃って表示される欲しいものは1つだけです。
ドラえもんカラー4巻「ノゾミルじゅう」P148:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
これはおそらく、今その人が最も欲しいものが表示される仕組みと思われ、それが叶うとまた別の物が出るのでしょう。
ほしい人探知機
実はこの『ノゾミルじゅう』、コミック32巻に登場する『ほしい人探知機』と道具の性能やストーリー構成がそっくりなのです。
関連ひみつ道具
性能は『ほしい人探知機』が上で、特定のものを欲しがっている人を自動的に見つけ、その場所まで案内してくれるのです。
相手に知られることなく欲しいものを探るには『ノゾミルじゅう』が便利なので、目的に合わせて使い分けたいところ。
それにしても未来の世界では、ひみつ道具があればプライバシーも何もあったものではありませんね。
このひみつ道具はこの巻で読めます