指定した時間になるとオバケが出てきて驚かす『オバケタイマー』の紹介です。
にっくきジャイアンをこらしめろ!
寝坊して遅刻したことを自分のせいにされて殴られてしまったのび太。
ブツブツ文句をいいながら宿題そっちのけで昼寝していると、突然オバケが現れて無理やり宿題をやることになりました。
ドラえもん36巻「オバケタイマー」P125:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
これは『オバケタイマー』によるもので、ドラえもんがのび太を監視するために使っていたのです。
『オバケタイマー』でジャイアンを驚かせようと企てるのび太ですが、ジャイアンは一切驚くことなく、どんなねぼすけでも起きる目覚まし時計として利用するのでした。
ドラえもん36巻「オバケタイマー」P131:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
オバケは慣れると怖くない
オバケが登場する『オバケタイマー』ですが、最初こそオバケに驚くでしょうが、慣れると逆に愛らしいキャラクターにも見えてきます。
ドラえもん36巻「オバケタイマー」P127:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
簡単な言葉を話すこともでき、ひょっとしたら人間とコミュニケーションが取れるかもしれず、新しい友達として大切にする人もいるかもしれません。
発想の天才ジャイアン
肝っ玉のすわったジャイアンならではの発想をいかし、『オバケタイマー』を半強制的な目覚し時計として使います。
誰かに起こしてもらうと目が覚める確率も上がりますし、オバケも気を利かせて毎回ちょっとずつ違う起こし方をしてくれるかもしれません。
いずれにしてもジャイアンは何よりも強力な目覚まし時計を手に入れたのです。
バリエーションが欲しい
オバケが出てくる点以外は普通の目覚し時計と全く機能が同じため、せめてオバケの種類にバリエーションが欲しいところですね。
『恐怖箱』の要素をプラスして、その人が最も恐ろしいと感じる物が飛び出る機能などおもしろそうですね。