『大げさカメラ』で写すと、実際よりかなり大げさに大胆な写真に仕上がってまわりを驚かすことができます。
大げさな写真がたくさん
ジャイアンのすごいところだけを写した写真集を小馬鹿にするのび太。
のび太はジャイアンにも負けない行動力あふれる写真が必要になります。
ドラえもんは『大げさカメラ』でありもしない現実を写し、ジャイアンを負かすことに成功します。
ドラえもんカラー3巻「大げさカメラ」P125:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
仕掛けを見破られるドラえもんですが、たんこぶができたのび太の写真を『大げさカメラ』で撮影し、あたかも大怪我したかのように見せかけたのでした。
何でもないことを大げさに
『大げさカメラ』で撮影した写真は、どんな被写体でも驚くべき大げさな仕上がりになります。
ドラえもんカラー3巻「大げさカメラ」P127:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
ビルのような高い場所から飛び降りる様子や、断崖絶壁のような塀を渡る様子など、普通であれば到底実現不可能なことですら本物に見せてしまうのが特徴です。
あくまでニセモノなので注意が必要
いくら写真で大げさな力持ちの様子を見せたところで、本人は普通の能力のままであることを忘れてはいけません。
実際に大岩を持ち上げて証明してみろ!など言われた時には、こっそりその場から逃げ出したりうまいことを言って切り抜けるしか方法がありません。
『大げさカメラ』で撮影した写真はニセモノにすぎないので、あまり調子に乗らないほうがいいでしょう。
もう少しコンパクトに作れそう
『大げさカメラ』の難点はサイズでしょうか。
ドラえもんカラー3巻「大げさカメラ」P124:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
ドラえもんの顔ほどもある大きなカメラなので、かばんにしのばせるのも難しいと思われます。
未来の科学技術をもってすればもっとコンパクトなカメラに仕上げられそうな気もしますね。
まだまだ改良の余地があります。