パタパタと折りたたむことができる簡易的な家『おりたたみハウス』の紹介です。
リアルままごとに向いていますが、実際に住むこともできるスグレモノです。
未来の家の完成形?
ママが外出していて家に入ることができないドラえもんとのび太。
暖を取るために空き地に『おりたたみハウス』を広げます。
見えない壁があり、家の中が丸見えという欠点があるものの、電気も通っているし電話もできるし暖かいし、なんら普通の家と変わりがありません。
ドラえもん24巻「おりたたみハウス」P98:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
見た目がままごとに似ているので他人の見た目が気になりますが、そこをクリアできれば立派な家としても使えそうなひみつ道具です。
『おりたたみハウス』をバカにしていたジャイアンですが、家の鍵を無くしてしまったことが原因で結局自分も使うハメになってしまったのでした。
ドラえもん24巻「おりたたみハウス」P102:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
経済的な家
だれでも簡単に広げて使える家というメリットをいかし、未来の家はみんなこんな形になっているかもしれませんね。
好きな時に引っ越しして使わない時はたたんで土地を有効活用できますし、経済的そのもの。
透明な壁のせいで家の中が丸見えという問題に対してはポスターを貼ったり家具を置くなどして対応すれば、最低限のプライバシーを確保することも可能でしょう。
強風の時は大丈夫か?
紙のように軽量な『おりたたみハウス』なので風が強い時は安全性が心配です。
家を広げると本物の家のように重たくなる仕組みであればいいのですが・・・。
未来の仮設住宅にピッタリ
日本は自然災害大国ですが、被災された方々の仮設住宅として『おりたたみハウ』は向いています。
利便性と家の性能、簡単に引っ越しできるお手軽さ、そして何よりも建設までの時間がかからないことを考えると、日本で率先して大量に保管しておきたいひみつ道具といえそうです。