『扇風機』は、見た目は普通の扇風機なのですが、強力な風を起こすことができます。
怪獣を追っ払え
テレビに写っていたかわいい女の子と友達になりたいと考えるのび太に対し、ドラえもんは『テレビから出てくるドア』を使って現実世界にその女の子を召喚するのです。
おもちゃを取り出して遊ぼうとしていたとき、画面が切り替わって怪獣番組になり、その怪獣もテレビから出てきてしまいました。
即座に『扇風機』をつかって怪獣をテレビの中に押し返し、混乱が生じる直前に対処することができたのでした。
藤子F不二雄大全集ドラえもん18巻「扇風機」P144:小学館
小さいけど頼もしいやつ
小さいけど強力な風を生み出す『扇風機』は、涼をとるより身を守るために使うことが多いでしょう。
明らかに凶暴でサイズの大きな怪獣をいとも簡単に吹き飛ばすだけの風力があるので、かなり強力であることがわかりますね。
こんな扇風機もあります
コミック2巻で、ドラえもんは『せん風機』を使って学校を吹き飛ばそうとしていました。
関連ひみつ道具
学校のテストを回避する手段として学校を吹き飛ばそうとするのはちょっと危ない発想ですが、このときの『せん風機』はやや小ぶりのサイズでしたね。
それでも学校を吹き飛ばす威力があるということは、よく考えてみると相当恐ろしい機械です。
今回紹介している『扇風機』も出力を最大まで上げればどんどん破壊力が上がっていくと思われますし、初期のドラえもんはこんな危ない道具が平気で登場していたのですね。
このひみつ道具はこの巻で読めます