これさえあれば、空の散歩は自由自在!
ある程度の技術が必要とされますが、『空のレジャー三点セット』を使いこなせばお手軽に空のレジャーを楽しむことができますよ。
空を制する野比のび太
「運動神経の悪いのび太にできるわけがない!」
そう言い切るのはもちろんドラえもん。
『空のレジャー三点セット』で空のレジャーを楽しみたいというのび太に厳しい現実を突きつけ、なんとか危険な目にあわせないようにしようというドラえもんなりの優しさなのです。
言うことを聞かないのび太はドラえもんのアシストを受けながら空の散歩を楽しみます。
自らは壁に衝突しながらも、身をていしてのび太を危険から守るドラえもんの姿勢に感動さえ覚えます。
ドラえもん17巻「空であそんじゃあぶないよ」P63:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
調子に乗ったのび太はドラえもんの静止を振り切って一人で遊ぶようになりますが、これが運の尽きでした。
のび太が遊ぶ様子を見た友達が自分にもやらせろとのび太に押しかけ、『空のレジャーセット』の奪い合いが始まったのです。
無理やり奪われたのび太はもみくちゃにされ、体がボロボロになってしまったのでした。
ドラえもん17巻「空であそんじゃあぶないよ」P67:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
空が身近な未来
ドラえもんのいる未来の世界では、空のレジャーはごく一般的なものになっているようです。
現代で空の散歩を楽しもうとすると広い敷地と道具が必要で、一般人が気軽に利用することはできません。
『空のレジャー三点セット』を持ってさえいれば、運動神経の問題はあるにしても誰でも気軽に空を身近に感じることができますね。
ドラえもん17巻「空であそんじゃあぶないよ」P64:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
こんなに小さい翼の面積で空を飛べるということは、未来の科学技術の粋が詰め込まれているひみつ道具なのでしょう。
安全性に難あり?
空を飛んでいる途中にトラブルが発生すると、それは即死を意味します。
『空のレジャー三点セット』には一応パラシュートを取り付けることはできるのですが、これもドラえもんが機転を効かせていたおかげです。
もしのび太が単独で使おうとした場合、落下防止のない危険な状態だったことは明らかですね。
もし落下してしまっても滑空してふんわり着地できるなどの安全装置があると爆発的に売れるかもしれません。
鳥になりたい人間
人はいつの時代も空への憧れがあります。
鳥のように自由に空を飛べたら・・・と子どもならずとも誰でも一度は空想したことがあるでしょう。
旧ドラえもんの歌の一部に『空を自由に飛びたいな。はい、タケコプター』という歌詞があります。
これも人の欲望を素直に表現したものといえるでしょう。
未来の世界では空を飛ぶ手段はたくさんあるようですね。