のび太が無人島に持っていった未来の『そうじ機』です。
島だったので全く出番がないまま、ひっそりと姿を消したひみつ道具です。
島に掃除機は不必要
勢いあまって家出したのび太がドラえもんのポケットから適当に持ち出したひみつ道具の中に『そうじ機』が含まれていました。
使い方がわからなかったのび太ですが、スイッチをいれるとどうやら掃除機のよう。
ドラえもん14巻「無人島へ家出」P83:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
とはいっても無人島ですので掃除するような建物もないし、きれいにするべき場所もありません。
そうじ機の登場はこの時1度きりで、その後すがたを見ることはありませんでした。
ルンバに似た形
見た目はルンバに似ていて、その場でぐるぐる回転しながらゴミを吸い取ります。
自動的に部屋の中を動くかどうかは不明ですが、ルンバよりも厚みがあるため、狭いところは苦手でしょうね。
電源は不要?
スイッチを入れると起動するそうじ機。
電源のコードがないためバッテリー内蔵式なのか、もしくは未来の技術で空気から電気を作り出す仕様なのかもしれません。
進化する未来の掃除機
未来の世界でも掃除機は進化し続けるようです。
コミック1巻で『タイムシーバー』を使い、家の家具を未来の品物と交換するシーンがありましたが、そこに登場する掃除機がこちら。
ドラえもん1巻「古道具きょう争」P81:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
ごちゃごちゃと色々な装置が取り付けられ、見た目もゴツく、かなりの騒音がありそうな気がしますね。
見たところ業務用の掃除機の印象を受けますが、今回のび太が無人島にもっていったそうじ機とはずいぶん異なります。
未来の世界でも掃除機は絶えず進化し続け、人間の生活を便利にするため改良されているのでしょうね。
このひみつ道具はこの巻で読めます