『植物歩かせえき』を植物にふりかけると、足が生えて自分の意識で動きだします。
かわいそうな植物を救え
学校で引き抜かれそうになっている木を救うため、のび太はドラえもんに助けを求めます。
『植物歩かせえき』をふりかえることで木が意思を持って動き始め、事なきを得た植物たち。
ドラえもんカラー4巻「植物歩かせえき」P30:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
家の雑草処理にも使える便利な液で、人助けもしてくれるのでした。
歩かせたい植物にかけるだけ
『植物歩かせえき』を植物にかけるとすぐ足が生えます。
命令(お願い)をすると指定した場所に移動し始めるので、植えた場所を変えたい時は『植物歩かせえき』を使うといいでしょう。
植物だって抜かれたくない
山に植えられている木だって家の庭の雑草だって抜かれたくないはずです。
『植物歩かせえき』をふりかけて呼びかけただけですぐその場から逃げ出してしまいます。
ドラえもんカラー4巻「植物歩かせえき」P32:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
こういうシーンを見ることでドラえもんが好きな小さな子も植物を大切にしようという気持ちが生まれるのでしょう。
藤子先生もそこを見越してこの作品を書いたのかもしれませんね。
植物自動化液との違い
木から生まれたキー坊がコミック33巻で登場し、その時『植物自動化液』が使われました。
これは自らの意思で植物が動き始める点は同じですが、知能が生まれ、思考し、人間と同じようにいわゆる植物人間が誕生するのと同じことなのです。
『植物歩かせえき』は歩きこそしても、自分で考えてこうしたい、ああしたいと意思を持つことはありません。
目的に合わせて使い分けるといいですね。
このひみつ道具はこの巻で読めます