自分と相手の置かれた境遇をそっくり入れ替えることができる『タチバガン』を紹介します。
のび太の立場を入れ替えよう
いつもいじめられ、先生に怒られ、ドジなのび太を見てドラえもんは『タチバガン』を取り出します。
これで誰かを撃つことで自分と相手の立場を入れ替えることができ、のび太の境遇をそっくり相手に押し付けることができるのです。
ドラえもん43巻「人の身になるタチバガン」P7:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
『タチバガン』でジャイアンとスネ夫に仕返しをするのび太は、最後は気持ちスッキリでその場を丸く収めることができたのでした。
ドラえもん43巻「人の身になるタチバガン」P12:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
何でも相手と入れ替えます
自分が苦しい立場にあるときや嫌なことを体験しているときこそ『タチバガン』の出番です。
近くにいる人めがけて引き金を引くと瞬時に立場を入れ替え、自分が相手の、相手が自分の境遇を経験することになるのです。
タッチ手ぶくろとの違い
境遇を交換するひみつ道具には『タッチ手ぶくろ』というものがあります。
関連ひみつ道具
『タッチ手ぶくろ』をはめて相手にタッチすると自分と相手の立場を入れ替える効果があり、『タチバガン』と同じ効果を発揮します。
これらの違いは、『タッチ手ぶくろ』は直接相手に触れる必要があることに対し、『タチバガン』は遠くから離れていてもピストルのように狙いを定めることができることでしょうか。
ドラえもん43巻「人の身になるタチバガン」P9:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
一見すると『タチバガン』が便利にも見えますが、転んだはずみで『タチバガン』を手放してしまうこともあり、手ぶくろタイプのほうが使い勝手がいい時もあります。
のび太の射撃の才能を活かすのであれば『タチバガン』のほうがよさそうですね。
このひみつ道具はこの巻で読めます