テレビに『テレテレホン』を取り付けるとテレビ電話に早変わりします。
テレビで会話しよう
ママの長電話に困り果てているのび太。
そこでドラえもんは『テレテレホン』でテレビを使って電話することを提案するのです。
ドラえもんプラス4巻「テレテレホン」P81:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
相手の顔を見て話せる新鮮さを楽しんでいたのび太でしたが、偶然のび太の家に誘拐犯から間違い電話がかかってくるのです。
『テレテレホン』の映像からヒントを見つけ出し、無事に犯人逮捕につながったのでした。
ドラえもんプラス4巻「テレテレホン」P85:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
本当のテレビ電話
普通のテレビに取り付けるだけでテレビ電話ができてしまう『テレテレホン』。
相手からは自分の顔は見えず、こちらから一方的に相手の姿を見ることができます。
通話中の素の姿をさらけだしてしまうことになるため、ある意味プライバシーの問題にも発展しかねないひみつ道具です。
今では普通のテレビ電話だが
今の時代、スマホやパソコンでのビデオ通話は当たり前のものになりましたが、ドラえもんの時代では未来の発明品でした。
テレビそのものを電話にしてしまう大胆な発想はさすが藤子先生ですね。
家の電話待ちも懐かしい時代
今では自宅の固定電話を使う人も少なくなっています。
昔は誰かが家の電話をつかっていると終わるまでずっと待たされることがよくありましたが、今はスマホ1人1台が当たり前の時代ですし、こういうことも少なくなっているでしょう。
懐かしい時代を振り返る意味でも、ドラえもんのひみつ道具をおさらいするのは楽しいですね。
このひみつ道具はこの巻で読めます