消えた地形を書き足すことができる『地球エンピツ』を紹介します。
実際にこのペンが使われる描写はありませんが、想像をかきたてる道具であることは間違いありません。
気球のアシスト、ドラえもん
『気球で世界一周!』
ワクワクさせてくれる企画が本当に成功するかどうかジャイアンとゲンコツ100発をかけて勝負することになったドラえもんとのび太。
気球は道中、さまざまなトラブルに遭遇します。
2人は『ポラマップスコープとポラマップ地図』を使って気球を色々とアシストし、高山地帯では『地球消しゴム』で山を消し去りました。
ドラえもん27巻「ポラマップスコープとポラマップ地図」P91:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
『地球エンピツ』は『地球消しゴム』で消した地形を書き直すことができる不思議なひみつ道具です。
具体的な描写はないものの、気球が通り過ぎた後に山を修正しておいたことが予想されます。
ドラえもんものび太も絵心がないことで有名ですが、果たしてきちんと山は復旧したのでしょうか?
地形の形、自由自在
『地球エンピツ』さえあれば不思議な地形もかんたんに作ることができます。
平野に突然山を出現させたり、逆に山頂にさらに山を継ぎ足したり、やりたい放題ですね。
絵心がすべてを左右する
『地球エンピツ』を使って地形を書き足すのは人間なので、絵心がある人を選びたいですね。
のび太の周辺でいうと、出木杉くん、しずかちゃん、スネ夫を選んでおけば間違いないでしょう。
ドラえもん34巻「みたままベレーで天才画家」P46:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
間違ったとしても『地球消しゴム』で消せば問題ないといえばないのですが、少しでもきれいな土地のほうが嬉しいですよね。
自然との調和を大切に
むやみやたら地形を変化させると景観を損なうだけでなく、風の流れが変わったり日照権の問題が発生するかもしれません。
自然は自然のままが一番美しいともいえますし、元から存在する形に人が合わせてそれを受け入れて生活する自然のスタイルが最適な場合もあります。
使った後の影響をよく考慮して『地球エンピツ』を利用するようにしましょうね。