記憶を消去する『わすれ薬』の紹介です。
大切なコレクションを守るため
シンドバッドの王様が持つコレクションは、実は未来人のひみつ道具だった!
あまりにも珍しいコレクションの存在が世の中に知られてしまうと盗難のリスクが発生します。
シンドバッドは全てのお客さんに『わすれ薬』を飲ませて記憶を消してから帰しているのです。
大長編のび太とドラビアンナイトP135:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
ただ、アブジルだけは薬を飲んだふりをして、実は密かにコレクションの強奪を考えていたのです。
記憶を消去します
『わすれ薬』はその名の通り記憶を消すための道具です。
経口タイプの薬のようですが、飲んだ・飲まないの問題が発生してしまうため、しっかりと最後まで確認する必要がありますね。
ピンポイントで記憶を操作
『わすれ薬』はどうやら特定の記憶にのみ作用し、都合よく消してくれるようです。
シンドバッドの例でいえば黄金宮とコレクションに関する記憶にだけ作用しています。
未来のタイムトラベラーがシンドバッドにこれを渡す際、あらかじめそういう設定にしておいた可能性が考えられますね。
確実に記憶を消したい時
絶対に漏らしてはいけない記憶を消したい時、確実性を狙うのであれば『メモリーディスク』を使って記憶を黒塗りする手法があります。
関連ひみつ道具
なんなら代わりに別の記憶を埋め込むことも可能ですので、コレクションを守るための手段として考えておきたいですね。
このひみつ道具はこの巻で読めます