ドラえもんの真骨頂『四次元ポケット』がひみつ道具として登場です。
大きさに関係なく四次元の世界に物を収納することができます。
散らかった部屋を掃除しよう
のび太の部屋はガラクタだらけ。
いらないものを捨てることができないのび太を見たドラえもんは『四次元ポケット』を出します。
ドラえもんのお腹に付いているポケットと全く同じ機能のもので、物の大きさに関わらずポケットを通して四次元の世界に収納することができます。
ドラえもん16巻「四次元ポケット」P70:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
何でもかんでもポケットにしまいこんでしまったのび太は、街に出て収納に困っている人の荷物をどんどん請け負います。
中にはゴミ収集者と勘違いしてゴミを持ってくる人まで現れ、ポケットの中身はぐちゃぐちゃに・・・。
転んでしまったのび太は、四次元ポケットの中に収納していた全てのものをぶちまけてしまったのでした。
ドラえもん16巻「四次元ポケット」P74:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
しっかり整理・整頓が必要
四次元ポケットの中がどうなっているかは一切不明ですが、ドラえもん曰く「でたらめに入れると取り出す時に苦労する」ということです。
どこに何があるかしっかり把握しながら四次元ポケットに収納するべきで、そうでないと使いたい時にサッと取り出すことができなくなるんですね。
ドラえもん2巻「恐竜ハンター」P174:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
上のコマのように、道具をしまった本人ですらお目当てのものを取り出せないシーンもあります。
大長編でも慌てたドラえもんがポケットの中身をひっかきまわすシーンはおなじみですよね。
物理法則かんぜん無視
どれだけ大きなものでもすっぽり収納してしまう四次元ポケットは、今の世界の物理法則を完全に無視しているといえます。
未来の世界では新しい常識がまかりとおっているのでしょうか。
そもそも、物体を小さくするスモールライトだったり、瞬間的に場所を移動することができるどこでもドアなど、今の常識では考えられないものばかり登場するうドラえもん。
四次元ポケットに入る物の大きさなど小さいことは誰も気にしない世界なのでしょう。
転ぶな、危険!
四次元ポケットに物を大量にしまった状態で転んでしまうと、ポケットの中身がこぼれ出てしまうことがあります。
辺り一面に広がる物を全て集めるのは時間がかかりますし、大きなものを入れていたら片付けるのも苦労します。
ドラえもんが言うように、きちんとポケットの中は整理し、余計なものは入れず、必要なものが必要な時に取り出せる環境を作っておくことが大切なようです。