ある材質を全く異なる別の材質に変えてしまう『材質変換機』。
多くの資源を海外から輸入する日本にとって喉から手がでるほど欲しいひみつ道具といえるでしょう。
夢のロケット完成
ちょっと息を吹くだけでものすごい風を生む『ロケットストロー』と出来杉くんの天才的なアイディアが掛け合わさって誕生したオリジナルのスペースシャトル。
紙で作ったスペースシャトルを鉄に変えるために『材質変換機』が使われました。
ドラえもん25巻「のび太のスペースシャトル」P45:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
『宇宙探検ごっこヘルメット』も使って本格的な非日常を楽しんでいたのもつかの間、最後はあえなくジャイアンの操縦ミスで墜落してしまったのでした。
資源弱小国の日本を救います
全く異なる材質に変えてしまう特性を活かすと、資源が少ない日本はかなり助かることになるでしょう。
ベースは全て紙で作って仕上げに『材質変換機』を使えば材料難を脱出できるだけでなく、工事中の安全性も高まりますね。
持続時間は不明
問題は『材質変換機』の持続時間です。
変化させた材質は一生そのままなのか、それとも制限時間がくるともとの材質に戻ってしまうのか?そこはかなり重要なポイントです。
ドラえもんが出すひみつ道具は時限付きであることが多いため、もしこれが実用化されることがあればぜひ時間の調整ができるようにして欲しいところです。
ゴミ問題も解決か?
大量の海洋プラスチックゴミが問題になっていますが、『材質変換機』でプラスチックを紙に変え、一気に燃やしてしまうという手があります。
処分に困る粗大ごみも紙に変えて燃やせば手間いらず。
これまでのゴミに対する常識が一気に変わることは間違いないでしょう。
このひみつ道具はこの巻で読めます