『アタールガン』は必ずターゲットに当たる不思議な鉄砲です。
射撃対決
射撃がすこし得意だからといって威張り散らすスネ夫。
挑発されたのび太はスネ夫と射撃で決闘することになりますが、どうにも自信がありません。
ドラえもんが用意した『アタールガン』はスピードこそありませんが、どこまでもスネ夫を追い詰め、最終的に背中から侵入してスネ夫を苦しめたのでした。
藤子F不二雄大全集ドラえもん2巻「アタールガン」P26:小学館
百発百中の鉄砲
『アタールガン』は一度ターゲットを決めると延々と追いかけ続け、必ずヒットする特徴があります。
どんな下手くそが撃ったとしてもいつかは当たるので、長期戦を覚悟した決闘になることでしょう。
ドラえもんの自作
なんとこの『アタールガン』、ドラえもんが自分で製作したひみつ道具なのです。
藤子F不二雄大全集ドラえもん2巻「アタールガン」P23:小学館
材料を見る限り紙が使われているようなのですが、さすが未来の優秀な猫型ロボットですね。
自ら意思を持って飛ぶ弾
『アタールガン』の弾は一度ターゲットを見失うと周囲に人に聞き込みを始めます。
目から映像を出してわかりやすくターゲットを表示し、情報を得るのです。
何がなんでも確実に相手にヒットする執念のなせるわざでしょう。
のび太は射撃が得意ではなかった
今でこそ射撃王などと呼ばれるのび太ですが、ドラえもん初期の設定では全く得意ではありませんでした。
今回のストーリー以外でも射撃の腕前に関する話はいくつかありますが、繰り返し練習することでのび太自身も自分の以外な才能に目覚めていくのです。
このひみつ道具はこの巻で読めます