スラスラと答案の答えを自動的に回答してくれる夢のような鉛筆、それが『コンピューターペンシル』です。
いかにもメカメカしい見た目をしていて、頼りがいのある容姿ですね。
これを使えばテスト100点満点を取りまくれます。
内蔵コンピューターが問題を分析
コンピューターペンシルを使うと、内蔵されたコンピューターが問題を分析し、自動的に答えを書いてくれます。
使う本人の意思は関係ないので、寝ていても問題を解くことができます。
日本語限定とは書かれていませんが、英語やフランス語など多国語への応用も効くかもしれません。
使いすぎると問題も
便利なコンピューターペンシルですが、普段テストの成績が悪い人が使うと、途端にバレてしまう可能性があります。
コンピューターペンシルを使う時だけは成績が良く、それ以外の鉛筆やシャーペンを使ってしまえば元通りの成績になってしまいます。
万が一コンピューターペンシルが壊れてしまった時のことを考え、使いすぎは禁物です。
手先が器用なジャイアン
コンピューターペンシルをこっそりのび太から奪ったジャイアンは、バレないように普通の鉛筆に手を加えてニセモノを作りました。
ちょっと見ただけではニセモノとわからない精巧な造りから、ジャイアンの意外な手先の器用さが垣間見れます。
ドラえもん1巻「一生に一度は百点を…」P138:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
ここぞという時に力を発揮
コミックでは学校のテストでのみ使われているコンピューターペンシルですが、これが現代で開発されると、たくさんの使いみちが考えられます。
入試
入試テストで使えば簡単に満点を取れますね。
成績優秀者でトップ入学も楽勝で達成できてしまいます。
資格テスト
難しい資格テストもらくらく合格できます。
例えば法曹資格(裁判官や検察官、弁護士に必要な資格)を取るためにはざっくり1万時間という膨大な勉強時間が必要と言われています。
もしコンピューターペンシルがあれば、この1万時間を全て別なことに使えるわけですね。
未解決の定理など
世の中には未解決の難しい定理の問題がたくさんあります。
コンピューターペンシルを使うことで、人の頭では解決できていなかった長年の謎の解明につながるかもしれません。
コンピューターペンシルの問題点
万能に思えてしまうコンピューターペンシルですが、実は問題点もあります。
使う時と使わない時のギャップ
コンピューターペンシルを使えば、あたかもあなたは優秀な人のように見えます。
しかし逆に言うと、コンピューターペンシルが無ければ何もできないのと同じことです。
コンピューターペンシルを使って弁護士になったのはいいものの、本当の弁護は全くできず、意味のない資格になることだって考えられます。
どんなタイプのテストにも使えるのか?
マークシート式のテストには対応しているんでしょうか?
また、人によって考え方が変わる論文などはどうなるんでしょうか?
様々な回答が考えられるケースにおいて、コンピューターペンシルがちゃんと機能するかどうか、実験してみないとわかりません。
見た目が目立つ
コンピューターペンシルはいかにも機械チックな見た目をしているため、試験管にバレてしまう恐れがありますね。
上手にカモフラージュしておく必要がありそうです。
コンピューターペンシルで試してみたいこと
コンピューターペンシルが実現すると、試してみたいことが2つあります。
【1】占いはできるのか?
例えば「私の明日の運勢は?」という占いはどういう回答が出るんでしょうか?
コンピューターが未来を予想し、答えを導き出してくれるんでしょうかね?
【2】未解決事件は解決できるのか?
迷宮入りした事件の犯人は誰?どこにいる?という具合に、事件の答えを教えてくれるものなんでしょうか?
未来の世界にはタイムマシンがあるわけなので、コンピューターペンシルに時間を行き来して答えを探す機能が備わっていれば、答えてくれるかもしれませんね。