『どこでもきっぷ』を扉やふすまに貼って開くと目的地にすぐ到着します。
海水浴まで徒歩0分
家族で海に行く予定の野比家ですが、電車が混雑していることを知り、『どこでもきっぷ』を使うことにしました。
ドラえもんカラー5巻「ふしぎな海水浴」P27:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
ふすまを開けて目の前が海岸という絶好のロケーションを満喫する一行。
浜辺で車を盗まれて悲しむスネ夫一家を、親切にも家まで近道させてあげたのでした。
ドラえもんカラー5巻「ふしぎな海水浴」P33:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
きっぷを貼り変えるだけ
『どこでもきっぷ』にあらかじめ目的地がプリントされていて、それをふすまや扉に貼り付け、ドアを開けば目の前が目的地になっています。
きっぷは何パターンか用意されているので、用途に合わせて使い分けたいですね。
壊れやすいので注意
『どこでもきっぷ』は長い間つかっていないと故障してしまいます。
コミック7巻『インスタント旅行カメラ』が登場した時、『どこでもきっぷ(当時は電車ごっこという名称)』は故障してしまったと紹介されています。
意外とデリケートな機械のようですね。
どこでもドアの劣化版
好きな場所に瞬時に移動できる『どこでもドア』が有名です。
『どこでもきっぷ』はいちいちプレートを貼り替える手間に加え、目的地をしっかり合わせておかないととんだ場所につながってしまうなど、シビアな面があります。
瞬間的に目的地に到着できる点で我々現代人はとてもうらやましい道具であることは間違いありませんが、使い勝手で見ると『どこでもドア』に軍配が上がるでしょう。
このひみつ道具はこの巻で読めます