一見すると帽子ですが、必要に応じて頭をギュッと締め付ける効果のある『ハンディキャップ』を紹介します。
ジャイアンとスネ夫は海賊
『宝さがし地図と針』で宝物を見つけたドラえもんとのび太は『宝さがし用帆船』を使い宝島までのんびり船旅をすることに。
場を盛り上げるためジャイアンとスネ夫に海賊役として参加してもらうのですが、2人が被る帽子が『ハンディキャップ』です。
ドラえもんが持つコントローラーによってギュッと帽子が締まる仕組みで、ジャイアンとスネ夫は痛さで気絶してしまうほど!
ドラえもん45巻「南海の大冒険」P43:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
宝島への航海は続くのでした。
行動を制限します
『ハンディキャップ』を被った人はコントローラーの操作によって頭が締め付けられ、あまりの痛みに気絶して行動が制限されてしまいます。
ジャイアンとスネ夫が乗っていた『ほどほど海ぞく船』のほどほど装置が故障し、のび太たちの船に危害が加えられたため、ドラえもんが『ハンディキャップ』の締め付けを使ったのです。
帽子を脱いだらいいのでは?
『ハンディキャップ』を被っていると締め付けられる恐れがあるため、単純に帽子を脱げばいいだけのことです。
一度締め付けを使ってしまうと相手も警戒して二度と被ってくれなくなるでしょう。
ところが。
しぶしぶ海賊ごっこに付き合ってくれているジャイアンとスネ夫は、頭が締め付けられた後もなぜか律儀に『ハンディキャップ』を被って参加してくれています。
ドラえもん45巻「南海の大冒険」P45:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
よほど宝探しのワクワクが強かったのか、それとも締め付けるたびにドラえもんが『わすれろ草』を使って記憶を消していたのか、今となっては確認するすべはありません。
関連ひみつ道具
このひみつ道具はこの巻で読めます