フトメレンズ

見るもの全てが太めに見える『フトメレンズ』を紹介します。

ダイエットのサポーター

家の中で最近ママがなにかとイライラしていてドラえもんたちは手の施しようがありません。

ドラミちゃんに相談するとママの無茶なダイエットが原因だということがわかり、一時は『ふんわりズッシリメーター』で体重をコントロールしますが、それも失敗に終わります。

そこでその場しのぎとして『フトメレンズ』とママのメガネをこっそり交換し、ママが見るもの全てが太めに見える、つまりママは相対的に自分はまだマシだと思い込ませることに成功します。

フトメレンズに交換するドラミちゃん
ドラミちゃんのアイディア

ドラえもん41巻「ふんわりズッシリメーター」P181:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄

根本的な解決はもう少し先になりそうですね。

なんでもちょっと太めに見えます

『フトメレンズ』を装着すると周りのもの全てが太め=ワイドに見える効果があります。

フトメレンズの効果
これもバレるのは時間の問題か?

ドラえもん41巻「ふんわりズッシリメーター」P181:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄

これで他人が少し太って見えるので、ママ自身はまだ自分は大丈夫と思い込ませる効果が期待できるというわけです。

バレるのも時間の問題

ただしダイエット目的で『フトメレンズ』を使ってもバレるのは時間の問題です。

ママが体重計に乗れば一発でわかってしまうことですし、一時的にママは意識が外(他人)に向かっているだけで、いずれ自分の体重に気付くことでしょう。

そうなるとまた野比家の中はピリピリムードが漂い始めるわけで、もっと根本的なところに目を向けて解決するしかないのです。

ただの広角レンズ?

『フトメレンズ』はこれ以外の効果が説明されていないため、現代でいうといわゆる単なる広角レンズと同じ働きといえます。

ひみつ道具として登場しているぐらいなので、おそらく生活に支障のない範囲で動物だけ太く見えたりするなど特殊効果があるかもしれませんが、それも想像の域を脱しません。

ドラえもんに登場するひみつ道具には現代ですでに登場しているものも増えていますので、その一つとして捉えておきましょう。

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