探検セットの1つ『糸なし糸電話型トランシーバー』を紹介します。
意外と役立つトランシーバー
禁断の森を探検するためにドラえもんがみんなに配った探検セット。
その1つが『糸なし糸電話型トランシーバー』です。
大長編のび太とアニマル惑星P115:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
遊びで使う予定だったところ、ニムゲの襲来によって星が大惨事に陥り、まさに命をつなぐひみつ道具となって役立ったのです。
糸なしトランシーバー
カラー1巻やのび太の鉄人兵団で登場した『糸なし糸でんわ』。それのトランシーバータイプが今回の『糸なし糸電話型トランシーバー』です。
要するに電話かトランシーバーかの違いですね。
電話は1対1での会話に向き、トランシーバーは1対大多数の会話に向いています。
チッポを捜索するドラえもんたちはお互いに『糸なし糸電話型トランシーバー』で状況をやり取りし、みんなが同じ情報を共有できるようにしていたのです。
星を越えて通話可能
のび太がいる地球とチッポのアニマル星。
どれだけ距離が離れているか不明なものの、星を越えて通話することが可能です。
ただし距離が遠すぎるせいなのか、ニムゲによる攻撃の影響なのか、通話感度はあまり高くなく、クリアな会話は難しいでしょう。
手持ちが前提か?
過去に登場した『糸なし糸でんわ』は空中に浮かび、手放しで会話することができました。
それと比べて『糸なし糸電話型トランシーバー』は宙に浮かぶ描写はなく、あくまでも手持ちすることを前提に作られている可能性があります。
場所の誘導機能あり
『糸なし糸電話型トランシーバー』の特徴として、1人の場所にみんなを誘導する機能が備わっていること。
トランシーバーを地面に転がすと、ある1人の場所に向かって転がり始めるので、それを追っていけば迷うこと無く合流できるわけです。
大長編のび太とアニマル惑星P122:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
使い方によっては便利なのですが、ニムゲたちがウロウロする場所でトランシーバーの誘導機能は敵を避けつつ導いてくれるのか疑問が残りますね。
追いかける本人は物陰に隠れたらいいのですが、延々と転がる筒は怪しさ満点。
敵の注意を引きつける原因になりかねません。