『じゃんけん練習機』でじゃんけんの練習をするとじゃんけん名人になれるかも?
大量のひみつ道具が登場
どうにも勉強の集中力が続かないのび太に『夢中機』を使おうとポケットを探すドラえもん。
ところがポケットを整理していなかったため大量のひみつ道具が登場し、その途中で見つけたのが『じゃんけん機』でした。
ドラえもんプラス2巻「夢中機を探せ」P119:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
次々と道具を出しては本来の目的からそれてしまい、『夢中機』はのび太よりもドラえもんが使うべきだというオチを迎えるのでした。
これであなたもじゃんけんのプロ!
『じゃんけん練習機』を使って練習を重ねるとじゃんけん名人と呼ばれるほどじゃんけんが強くなります。
じゃんけんに強いも弱いもあるのか?と思いますが、未来の科学技術が生み出したひみつ道具の効力を信じることにしましょう。
ドラえもんのじゃんけんの様子
手が団子のようなドラえもんがじゃんけんをする時は、じゃんけんの絵柄が書かれたカードを差し出します。
ドラえもんプラス2巻「夢中機を探せ」P119:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
ドラえもんの手は物を持つ時に親指がニュッと生える仕様ですが、じゃんけんに適した形ではないのです。
このことはあやとりにも影響を与えていて、のび太が『もしもボックス』であやとり主流の世界に変えた時、あやとりができないドラえもんがすねていました。
がらくたの道具を魅力の1つ
正直いうと『じゃんけん練習機』はほとんど使いみちのないがらくた道具です。
どこか少しぐらい抜けがある方が登場人物としても魅力的に映りますよね。
それと同じでひみつ道具も完璧な性能ばかりのものだと見る人に退屈感や不快感を与えてしまうかも知れません。
そういうところも計算されて使いみちのない道具が登場しているのでは?と考えています。
このひみつ道具はこの巻で読めます