見た目は壁紙、中身は広大な秘密基地!『かべ紙秘密基地』を紹介します。
大差本部を設置
ピリカ星から亡命してきた小人型宇宙人のパピ。
しつこく追い回すPCIA(ピシア)の目から逃れて作戦を立てるため、ドラえもんは『かべ紙秘密基地』の中に対策本部を設置することにします。
大長編のび太の宇宙小戦争P59:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
ところが敵はその中にまで侵入し、なんとしずかちゃんをさらっていってしまうのです。
しずかちゃんの運命や、いかに?
広い広い秘密基地
『かべ紙秘密基地』は見た目がペラペラの紙ですが、シャッターが開き、地下に続く階段を降りるとだだっ広い空間が広がります。
大長編のび太の宇宙小戦争P60:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
簡易的なイスと机が備わり、焼き払われてもびくともしない耐火構造なので敵襲を受けても安心です。
『かべ紙ハウス』や『かべかけ犬小屋』と同じ部類で、壁紙の中に四次元空間が広がる構造ですね。
敵の目をあざむくのにもってこい
見た目がただの紙なので、壁に貼っていてもポスターと勘違いされて敵に発見されづらいメリットがあります。
ポスターが目立つならくるくる丸めて隠しておけばいいのですからね。
入り口が狭い
難点は『かべ紙秘密基地』の入り口が狭いこと。
パピのような小型宇宙人にしてみれば大きな大きな入り口ですが、地球人サイズからすると人1人が通れる幅しかありません。
秘密基地と立派な名前が付いていますが、大型機械を搬入する時は『スモールライト』で一時的に小さくするなど事前対応が必要です。
土地不足の解消へ
『かべ紙秘密基地』のような四次元空間を利用するひみつ道具があれば土地不足が解消され、高い家賃を払う必要もなくなり、たくさんの問題が解決されることでしょう。
同時に防犯対策が必要だったり、住宅価格が下落して関係者が被害を受けるなど負の面も予測されます。
四次元という概念が技術に応用される未来を期待します。