『かわり絵ミラー』を使うと、体の角度を変えて別人に変身することができます。
のび太はしずかちゃんで先生?
うっかりジャイアンをからかってしまい、逃げ惑うことになったのび太。
ドラえもんから『かわり絵ミラー』を借り、しずかちゃんの姿になりましてその場をやり過ごします。
藤子F不二雄大全集ドラえもん7巻「かわり絵ミラー」P111:小学館
途中で先生にも変身して姿を隠すのですが、その様子を見ていたスネ夫が本物の先生をのび太だと勘違いし、事態は思わぬ方向に進み始めます。
相手をコピーします
『かわり絵ミラー』は、変身したい相手を鏡に写し、自分に向けてスプレーを吹きかけると、見る角度を変えると別人に変身することができる効果があります。
絵葉書などでも、右から見る時と左から見る時で内容が変わる特殊加工のものがありますが、あれと同じ原理ですね。
声も変わるのか?
見た目は完全に他人になりすますことができますが、果たして声はどうなのでしょうか。
詳しい記述はないものの、のび太がしずかちゃんや先生の姿になって声を発するシーンが描かれており、ジャイアンが違和感を感じていない様子から考えると、声もそっくり変わっていることが考えられます。
藤子F不二雄大全集ドラえもん7巻「かわり絵ミラー」P113:小学館
身体能力や頭の中身まではさすがにもとの人格のままでしょう。
同時に話しかけられるときは注意
『かわり絵ミラー』を使っている時は一度に複数の人と会話するのは気をつけたほうがよさそうです。
見る角度によって見た目が変わってしまうため、人によって見えている自分の姿が変わってしまうと混乱のもとになってしまいます。
このひみつ道具はこの巻で読めます