『風のロケット』を使うと強風を一時的にストックして遊べるようになります。
台風は怖くない
『風のロケット』は大きな袋で、中に風を貯めることができます。
貯まった風を放出すると推進力を生み、袋にしがみついていればロケットのように空を飛ぶことができるというわけです。
台風は強烈な風をうみますので、一般的には災害として捉えられている自然の脅威を遊びに変えてしまうわけですね。
藤子F不二雄大全集ドラえもん18巻「風のロケット」P157:小学館
安全装置なし
袋に乗って空を飛び回るという点から、気になるのは安全装置です。
しかし見た限り落下防止の設備やシートベルト的なものは見当たらず、腕の力だけでしがみついているように見えますね。
物理法則を無視して慣性の法則が及ばない特殊な技術が使われている可能性は否定できませんが、コマからだけで読み取れません。
台風の力を利用するひみつ道具
ドラえもんには台風を使ったひみつ道具が多く登場します。
『台風トラップと風蔵庫』『台風ネット』『台風の複眼』あたりがそうでしょうか。
『台風トラップと風蔵庫』は台風の力を一時的にストックし、日常生活に適用してしまおうというエコな発想の道具ですね。
人間の力では到底及ばない自然のパワーと上手につきあっていきたいですね。
このひみつ道具はこの巻で読めます