『まほうのかがみ』を使うと写したものをコピーすることができます。
何でも増やしちゃえ
のび太が持っているケーキを欲しがるガチャ子。
1個しかなく困り果てていたところ、ドラえもんは『まほうのかがみ』でケーキを増やして解決しました。
藤子F不二雄大全集ドラえもん3巻「まほうのかがみ」P38:小学館
家族揃ってドライブしようということになり(これもコピーした車)、うるさいガチャ子に黙って出かけてしまった野比家。
その間、ガチャ子は『まほうのかがみ』で自分の大量の分身をつくり、家中大騒ぎになっていたのでした。
対象物を増やします
『まほうのかがみ』に写したものを姿かたちそっくりにコピーすることができます。
簡単にいうと同じものをもう1つ増やせるわけで、全く見分けがつかないうり2つのものが存在することになるのです。
フエルミラーと同じ
原理は『フエルミラー』と同じで、鏡つながりで名称が異なるだけです。
関連ひみつ道具
(ちなみに『フエルミラーコンパクトタイプ』もあります)
しいて違う点をあげるなら、『フエルミラー』つくったのび太の分身はいわゆる鏡の中の世界から来た悪役キャラで、のび太と立場を無理やり入れ替えるという事件が起きました。
その点『まほうのかがみ』で増やす自身の分身は命令に忠実で素直な印象を受けます。
藤子F不二雄大全集ドラえもん3巻「まほうのかがみ」P41:小学館
運転する貴重なドラえもん
ちなみに『まほうのかがみ』の回には自動車を運転するドラえもんの貴重なシーンが見られます。
藤子F不二雄大全集ドラえもん3巻「まほうのかがみ」P41:小学館
後にも先にもドラえもんがハンドルを握るのはこのシーンだけです。
あの短い足でどうやってペダルを踏んでいるのか疑問がありますね。
このひみつ道具はこの巻で読めます