ネコが好きなマタタビの香りを詰めた『マタタビ香水』。
未来のネコ道具の1つです。
ドラえもんの恋路の行方
気になる白ネコ(メス)とお近づきになりたいと考えるドラえもんは、自分の恋のことになるとてんでダメになります。
のび太のアドバイスを受けてまずはプレゼントを贈ろうということで『コタツハウス』『カツオブシガム』、そして『マタタビ香水』を取り出します。
ストーリーの中で実際にこの香水が使われることはありませんでしたが、プレゼントを受け取った白ネコは未来の珍しい道具に目を丸くしていました。
しかし、せっかくのプレゼント攻撃もむなしく、別のオス猫に意中のネコを奪われてしまったドラえもんなのでした。
ドラえもん27巻「恋するドラえもん」P28:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
ネコも大好きマタタビ
ネコがマタタビの香りを嗅ぐとまるで酔っ払ってしまったかのような状態になります。
『マタタビ香水』にも同じ効果があると思われ、ネコが好きな香りがいっぱいに詰まったひみつ道具なのでしょう。
ネコが使えるのか?
『マタタビ香水』は人が使う香水と同じ形(入れ物)をしています。
ドラえもんは良かれと思って香水を白ネコにプレゼントしましたが、果たして白ネコは自分でこの香水を使うことはできるのでしょうか?
前足を器用につかってフタを空け、プッシュして香りを出す動きが必要ですが、ドラえもんならともかく普通のネコにはハードルが高いと思われます。
未来でも人間が『マタタビ香水』をふりかけて使っていると思われ、ネコ自身が使うものとしては不向きなのかもしれませんね。
このひみつ道具はこの巻で読めます