人の記憶を吸い出したり偽の記憶を埋め込むことができる『メモリーディスク』の紹介です。
ママの財布を探そう
ひょんなことから財布を無くしてしまったのび太のママ。
そこでドラえもんは『メモリーディスク』を使ってママの記憶を吸い取り、『メモリーディスクプレイヤー』で再生することで記憶を読み取ることに成功します。
ドラえもん39巻「メモリーディスク」P29:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
一方その頃、のび太がお漏らししたことを言い回るジャイアンとスネ夫。
もちろん『メモリーディスク』で記憶を吸い取りますが、スネ夫には偽物の記憶を埋め込み、スネ夫自信がお漏らししてしまったと事実を捻じ曲げることに成功したのでした。
ディスクを投げるだけで記憶を吸い取ります
『メモリーディスク』を相手の頭上に投げると頭の上でディスクが回転し、1日分の記憶をディスクに吸い取ります。
吸われた相手は突然と記憶を失ってしまうので恐怖ですね。
誰でもディスクを使えてしまう点に安全上の問題がありそうです。
記憶を消すには塗りつぶす
消したい記憶がある場合、それに該当する箇所をマジックで黒く塗りつぶします。
ドラえもん39巻「メモリーディスク」P32:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
なんともアナログな方法ですが、わかりやすいやり方ですね。
偽物の記憶を入れる
他人の記憶を吸い取った『メモリーディスク』を自分の頭に乗せてストーリーを思い浮かべると、その記憶をディスクに書き込むことができます。
ドラえもん39巻「メモリーディスク」P33:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
あとはディスクを戻して記憶を復活させると、相手はウソの記憶をあたかも本物の記憶と同じ扱いをしてしまうのです。
自分に都合のいい解釈をさせることができる点でも、『メモリーディスク』はかなり優秀なひみつ道具といえるのではないでしょうか。
このひみつ道具はこの巻で読めます