異変が生じたときに騒ぎ声で教えてくれる『胸さわぎのブローチ』を紹介します。
黄金宮に迫る危機
シンドバッドと砂漠の観光に出かけたドラえもんたちは、世にも珍しい『砂イルカ』や『砂クジラ』に驚き、感激します。
その時『胸さわぎのブローチ』が声を上げ始め、王様は王宮に異変が起きたと確信します。
大長編のび太とドラビアンナイトP153:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
急いで王宮に引き返すドラえもん達ですが、そこには 驚くべき光景が待ち受けていたのです
声で知らせる優れもの
『胸さわぎのブローチ』は、何か不吉なことが起きたとき、声で知らせてくれる便利なブローチです。
叫び声は、あれー、ひえー、ぎゃーなど様々あり、誰が聞いても異変を察知できる仕組みになっています。
不吉なことを想像するしかない
具体的にこういう不吉なことが起こっている、と教えてくれるものではないため、想像力を働かせるしかありません。
シンドバッドは珍しいコレクションを狙われる立場にあり、不吉なこと=不法者の侵入とすぐにわかりました。
普通の人がブローチを使っても右往左往するだけかもしれませんね。
改善して欲しいこと
もし今後『胸さわぎ』のブローチが開発されることがあれば、2つの改善点を希望します。
- 不吉な事象を具体的に教えて欲しい
- 音以外で知らせる方法が欲しい
1つ目は誰もが思うことでしょう。
不吉な事の内容がその場でわかれば、すぐに対処できる可能性も考えられますね。
2つ目は、世の中には耳が聞こえない人もいる事実に目を向けるべきだと言うことです。
振動で知らせるとか、 巨大化して目の前にブローチが広がる仕組みにするとか、やり方はいろいろあると思います。
似たひみつ道具
ドラえもんのひみつ道具にも、異変を知らせる道具はいくつか存在します。
『るす宅警報テレビ』は、仕掛けている場所に異変が起きるとアラームと映像で教えてくれます。
『よびつけブザー』を押すと、相手のブザーを鳴らして知らせます。
あらかじめ危機に備える体制を構築しておきたいものですね。