木に吹きかけると、キビがらのように木が柔らかく軽くなる『マイハウスガス』を紹介します。
無人島での住居を確保
しずかちゃんと一緒に無人島に行きたいと考えるのび太。
ドラえもんの『ロビンソンクルーソーセット』を使い、公園のボートで無人島に到着しました。
拠点となる家を造るために使ったのが『マイハウスガス』。柔らかくなった木を使ってのび太が家を自作したのです。
その後タイミングを見て無人島を脱出し、無事家に帰ることができた2人なのでした。
木を使った作業におすすめ
様々な用途に使える木は重くて大変。
『マイハウスガス』を使えば非力なのび太が1人で簡単にポキっと折れるほど扱いやすくなります。
ドラえもん39巻「ロビンソンクルーソーセット」P160:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
未来の世界の林業でも使われているのかもしれませんね。
ガスの効果はしばらく持続
無人島の雨を防ぐためのび太は木の傘を自作しました。
ドラえもん39巻「ロビンソンクルーソーセット」P161:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
丸太を組んだ不思議な傘ですが、普通の重さであれば片手で持つなど不可能ははず。
のび太でさえ片手で軽々持っている様子をみると、『マイハウスガス』の効果のおかげで重さがほとんど無くなっているのでしょう。
ガスを使ったあとはしばらく効果が持続するようです。
のび太の建築力の高さ
のび太が無人島で1人で建設したログハウスは見た目も強度も立派です。
ドラえもん39巻「ロビンソンクルーソーセット」P160:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
のび太自身も信じられないというほど完成度が高く、雨が降っても風が吹いても倒れることはありません。
『マイハウスガス』は木を柔らかく軽くするだけの効果で、家を組み立てる能力はのび太自身のものといえます。
プラモデルは下手くそに作る不器用さがある反面、風船を使った紙のスペースシャトルを作る器用さを見せたり、今回のように立派な家を建てたり、のび太の隠れた才能には驚かされるばかりです。