『オバケせんこう』を使って念じると、幽霊を実体化させることができます。
恐怖?の肝試し
遊園地のお化け屋敷などちっとも恐ろしくなかったと豪語するジャイアン。
のび太は一番の弱虫といじめられ、その仕返しとして『オバケせんこう』で出現させたおばけを退治して、のび太は勇敢だということを証明しようとします。
藤子F不二雄大全集ドラえもん4巻「オバケせんこう」P77:小学館
ところが出てきたおばけは気弱な性格で、ねずみ花火に驚いて逃げ回る始末。
ジャイアンたちを驚かせるどころか、仕込みのおばけだということもバレバレだったのでした。
イメージを実体化します
『オバケせんこう』を握りしめ、おばけの姿を想像しながら線香に息を吹きかけると、煙からおばけが実体化します。
イメージ通りのおばけが生まれるので、より具体的に細部まで想像するといいですね。
忠実な幽霊
おばけは基本的に命令に忠実な存在です。
誰かを驚かせることは喜んでやりますが、猿芝居を演じるなど本来の役割から外れたことを命令するとわかりやすく拒絶しますが、「消してしまうぞ」とおどすことで命令に従わせることも可能です。
性格に難あり?
イメージを作った人の性格の一部を受け継いでしまうのか、のび太がつくったおばけは気弱な性格が目立ちました。
ちょっとしたことでビクついたり、暗闇を怖がったり、まるでおばけらしからぬ行動をとるのです。
誰が使うかも重要なポイントなのでしょう。
肝試しにどうぞ
イメージさえ働かせればどんな怖いおばけも作り出すことができます。
妖怪図鑑などを参考にたくさんのおばけを作り、リアリティのある肝試しなんでいかがでしょうか?
このひみつ道具はこの巻で読めます