『そくせき海つくり機』は架空の海を周囲に作ることができます。
のび太の町に広がる海
この夏、どうしても泳げるようになりたかったと嘆くのび太のために、ドラえもんは『そくせき海つくり機』を取り出します。
藤子F不二雄大全集ドラえもん15巻「そくせき海つくり機」P130:小学館
架空の海を作ってなんとか泳げるようになったのび太(すごい!)はしずかちゃんと一緒に優雅に泳ぎを楽しみます
案の定、ジャイアンとスネ夫に面白そうなひみつ道具ということで奪われてしまうのですが、のび太のママが誤って『そくせき海つくり機』を倒してしまったのです・・・!
架空の海を作ります
『そくせき海つくり機』は水位を自由に調整して架空の海を作る一種のシミュレーターです。
その影響は全世界に及び、どこまでいっても海が広がるまさに水の世界に早変わりしてしまうのです。
専用めがねが必須
ただし、この海水の影響を受けるのは『そくせき海つくり機のめがね』をかけた人だけで、一般の人には見ることも触れることもできません。
要するにめがねを装着した人だけの専用の架空海というわけです。
のび太のようにこっそり泳ぎの練習をしたい人にはぴったりですね。
倒すな危険
『そくせき海つくり機』は倒れないよう工夫が必要です。
起動中に万が一倒れてしまうと水位がぐんぐん下がり、泳いでいた人たちは驚いてしまうことでしょう。
似たひみつ道具
これと同じ効果があるのがコミック42巻に登場する『架空水面シミュレーターポンプ』です。
関連ひみつ道具
同じように専用メガネ『架空水体感メガネ』があったり、架空海水で魚が生きられるようになる『架空海水まきぞえガス』なども用意されていて、性能はこちらのほうが上でしょう。
このひみつ道具はこの巻で読めます