『スピードぐつ』をはくと目にも止まらぬ速さで走ることができるようになります。
マラソン大会で優勝目指せ
いつものように、ジャイアンとスネ夫に対して見栄を張り、マラソンではオリンピック選手並みに走れると豪語してしまったのび太。
もちろん2人はそんなこと嘘だと知っているのですが、マラソン大会を開催することになったのです。
藤子F不二雄大全集ドラえもん20巻「じゅん番入れかわりそうち」P343:小学館
たまたま家に来ていたドラミちゃんから『スピードぐつ』を借りるのですが、慣れないせいか家の中を無我夢中に走り回るだけで全くうまくいきません。
果たしてのび太の運命やいかに??
コントロールが難しい靴
『スピードぐつ』はその名の通りものすごいスピードが出る靴のこと。
ただし初心者は扱いが難しく、思ったように走ったり狙った方向に向かうことはできないでしょう。
例え走れたとしても
のび太が『スピードぐつ』の扱いに慣れて俊足で走れるようになったとしても、まず疑われるのは靴ではないでしょうか。
必ずドラえもんを頼るであろうことは見透かされてるわけで、そんなのび太が急に俊足になれば怪しまれないはずがありません。
こんな靴はインチキだと言われればそれまでで、もしくは靴が怪しいと睨まれた瞬間に駆け出して絶対に捕まらないよう逃げ続けるしかありません。
そういう意味でもなかなか使い所が難しい靴ではないでしょうか。
このひみつ道具はこの巻で読めます