スパイ衛星

特定の人の行動を24時間監視することができる『スパイ衛星』。

プライバシーの問題はさておき、犯人探しなど目的を持って使うといいでしょう。

信用を失うと怖いスパイ衛星

ピンポンダッシュの犯人を探すため、のび太はスネ夫に『スパイ衛星』を仕掛けていました。

のび太の中でも、おそらく犯人はスネ夫だろうという確信めいたものを持っていたのでしょう。

犯人がスネ夫だと確信しているのび太
ロクなことをしないスネ夫

ドラえもん18巻「スパイ衛星でさぐれ」P33:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄

無事スネ夫に証拠をつきつけることができたのですが、調子に乗ったのび太はともだち全員にスパイ衛星を使い、逐一行動を監視するようになったのです。

ともだちの行動を監視するのび太
いきすぎたのび太の行動

ドラえもん18巻「スパイ衛星でさぐれ」P36:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄

自分たちの行動が見られていることを知ったともだちは、のび太に対して疑いの目を持つようになります。

そんなことをしていたので、ジャイアンがこっそり企画していたリサイタルを『スパイ衛星』で発見して中止に追い込んだにもかかわらず、誰ものび太のおかげだとは知らず、残念な結果で終わってしまったのでした。

ジャイアンリサイタルを中止させたのに感謝されないのび太
信頼を失うと大変なことになる

ドラえもん18巻「スパイ衛星でさぐれ」P41:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄

プライバシーは筒抜け

一度軌道に乗ると延々と対象者を写し続ける『スパイ衛星』。

これを使われてしまうとあなたのプライバシーはなくなり、全ての行動や言動が筒抜けになります。

もちろんこれは大問題ですが、あくまでもマンガとして捉えておきましょう。

完全なスパイには不向き

行動を監視する便利な道具に見えますが、実は行動をこっそり監視するにはちょっと不向きな『スパイ衛星』。

なぜかというと、飛んでいる衛星は顔の周りをグルグルと回るため、本人には小さい虫と勘違いされ、捕まえられる可能性があるのです。

存在がバレそうになるスパイ衛星
隠密行動には不向きである

ドラえもん18巻「スパイ衛星でさぐれ」P32:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄

もう少し離れた場所を飛ぶとか、顔よりも下を回るなど位置を修正しないと、完全なスパイ行動には使えませんね。

似たひみつ道具

『スパイ衛星』に似たひみつ道具として、コミック1巻に登場した『スパイセット』があります。

関連ひみつ道具

これも対象者の行動を監視する機能がありますが、今回のスパイ衛星は一度に大量の人を監視することができる点で優れていますね。

しかしスパイセットは監視したい人の名前を言うだけで自動的にその人をマークする機能があるため、単純にどっちがすごいと判断はできませんね。

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