音声を録音した『ミミダケ』の音を再生するには『シャベリップ』を使いましょう。
ジャイアンとスネ夫をこらしめろ
のび太に隠れてこそこそ悪口を言うジャイアンとスネ夫の裏を取ろうと、のび太は空き地に『ミミダケの菌糸』を仕掛けます。
『シャベリップ』で再生すると録音された音声で2人の陰口を確信したのび太。
ドラえもんプラス5巻「ないしょ話…」P28:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
ドラえもんによる反撃の始まりのときです!
ミミダケ専用のプレイヤー
『ミミダケ』で録音した音を再生する専用プレイヤーが『シャベリップ』です。
葉の上に『ミミダケ』を乗せると花の部分から音が再生される仕組みで、独特なアイディアに驚かされます。
再生のみ可能?
見たところ、ストップ、早送り、巻き戻しなどボタンがなく、一方的に再生するだけの機能しかないと思われる『シャベリップ』。
葉の上に置く『ミミダケ』も不安定なバランスをしていますし、『シャベリップ』を設置する場所も水平なことが求められ、正直使い勝手としては微妙なひみつ道具でしょう。
2つ乗せるとどうなるのか?
『シャベリップ』に2つ以上の『ミミダケ』を同時に使うとどうなるのか試してみたいですね。
予想では音声がミックスされて再生されると思うのですが、そんなことをしても音はぐちゃぐちゃになって全く聞き取れないでしょう。
時代に合わせて考えてみた
ドラえもんコミックが登場した時代は昔なので、これを現代版に置き換えて考えてみました。
まず『ミミダケ』は超小型ドローンにします。目に見えず、対象者の近くに浮かんでこっそり音声を録音します。
録音が終われば自動的に使用者の元に戻りますが、戻る途中で使用者のスマホに音声データを自動送信し、スマホで音声を確認できるのです。
ミミダケ→ドローン
シャベリップ→スマホ
のように置き換えて考えると、使い勝手のいいひみつ道具になりそうですね。
このひみつ道具はこの巻で読めます