数あるドラえもんの攻撃用ひみつ道具の1つ『手りゅう弾』を紹介します。
無敵の要塞を破壊せよ
のび太のうっかりによってスネ夫が手にしてしまった『無敵砲台』。
街の平和を取り戻すため、ドラえもんとのび太は『手りゅう弾』を手に『無敵砲台』の破壊を試みます。
ドラえもん38巻「スネ夫の無敵砲台」P186:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
しかし結果は砲台の迎撃システムにやられてしまいあえなく失敗。
最終的に『無敵砲台』は無効化されるわけですが、期待の『手りゅう弾』が使われることはありませんでした。
危険な手りゅう弾
ピンを抜いてレバーから手を話すと数秒後に爆発する『手りゅう弾』。
ドラえもんがこんな危険なひみつ道具を持っていることが不思議ですが、『地球はかいばくだん』や『熱線銃』などの例もあるので、四次元ポケットの中は意外と危険がいっぱいなのかもしれません。
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実は助かっていたドラえもんとのび太
ドラえもんとのび太は『手りゅう弾』を1個ずつ手にして『無敵砲台』に突進します。
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『無敵砲台』はざっと見積もって20メートル四方、高さ10メートルほどもある巨大な施設です。
普通に考えるとその規模の建物に対して手りゅう弾2つではちょっと頼りない気がしますが、それは逆に『手りゅう弾』1発の破壊力がとんでもなくすごいことを意味しているのではないでしょうか。
しかし威力が高いが故、対象物の近くで使うと自分自身にも被害が及ぶかもしれません。
ドラえもんとのび太はお世辞にも強肩とはいえなさそうですし、もしこのまま『手りゅう弾』を使っていたら大怪我をしていたかもしれませんね。
『無敵砲台』の迎撃システムが作動してくれたからこそ逆に助けられた2人といえるでしょう。
このひみつ道具はこの巻で読めます