時間と場所を指定し、特定のタイミングに出現するものを取り上げることができる『タイムホール』と『タイムトリモチ』の紹介です。
無くしたおもちゃや絶滅した動物を現代に復活させるなど、その用途は幅広いです。
動物を救え、のび太!
人間のわがままのせいで絶滅した動物がたくさん存在することを知ったのび太は、柄にもなく動物愛護精神が高まっています。
ドラえもんが出した『タイムホール』と『タイムトリモチ』を使い、過去に絶滅した動物たちを取り寄せ、動物の楽園を作ろうとするのび太。
ドラえもん17巻「モアよドードーよ、永遠に」P174:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
動物嫌いのママに隠れて絶滅動物を集めるのはとてもハードルが高いのですが、苦労しながらも動物たちだけの島を作ることに成功します。
いつかこの島は動物の楽園になることでしょうが、動物たちがのび太の部屋に残したフンやおしっこの処理に悩まされるのび太とドラえもんなのでした。
ドラえもん17巻「モアよドードーよ、永遠に」P188:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
タイムマシンよりもお手軽
『タイムホール』の時間を越えて移動できる機能は、タイムマシンのそれによく似ています。
体が1つ通るぐらいの小さな穴が異次元とつながっているわけですが、その穴から『タイムトリモチ』を突き出すだけで用事が済むので、タイムマシンよりもお手軽かもしれません。
ドラえもん17巻「モアよドードーよ、永遠に」P179:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
すばしっこい動物を捕まえる場合は苦労しますが、慣れれば問題なさそうです。
(推測)未来のものも取り寄せ可能か
時間を越えて『タイムホール』が機能するとすれば、未来の世界も覗ける可能性があります。
現代に存在しない全く新しいものを手にするチャンスと考えられるかもしれませんね。
『タイムホール』と『タイムトリモチ』のそもそもの目的は、火事などで失われた貴重な資料や美術品を取り戻すためです。
ひょっとしたら未来の世界には通じていないかもしれませんが、可能性として考えられますね。