決められた時間になると、あらかじめ予定しておいた行動を自動的に取る便利な道具『タイマー』の紹介です。
人間だけではなく、動物に対しても効果があります。
ネコの会社設立
捨て猫を拾ってきたのび太ですが、ママの監視の目が厳しく、どうしても家で飼うことができません。
そんな時ドラえもんが思いついたのが『タイマー』を利用することでした。
タイマーに時間と行動内容を設定して身につけておくと、指定の時間になったら体が自動的に反応し、決められた行動を取る効果があります。
ドラえもん15巻「ネコが会社をつくったよ」P16:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
のび太がタイマーを着け、寝ながら登校したことで、のび太も便利さは理解していました。
拾ってきたネコにタイマーを取り付け、時間になると屋根裏に入ってネズミを追っ払うように設定したドラえもん。
家で飼うことはできないけど、ネコたち自らで毎日いくつかの家のネズミを追っ払いながら月給を稼ぎ、エサ代にあてるよう仕向けたのです。
実験は大成功!ネコたちは今でも元気にどこかで暮らしていることでしょう。
ドラえもんもビジネスの才能あり?
契約して毎月の固定利用料を徴収して仕事を請け負うスタイルを考案したのは、珍しくドラえもんでした。
ドラえもん15巻「ネコが会社をつくったよ」P23:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
これは今ハヤりのサブスクリプション(定額サービス)といえるでしょう。
いつもこういうアイディアはのび太が考えそうなものなのですが、ネコの仲間を救うためにドラえもんがひねり出したアイディアなのでしょう。
のび太の柔軟な思考に感化され、ドラえもんもそういうビジネスマインドが高くなってきたのかもしれませんね。
ぜひ欲しいひみつ道具
設定した内容は必ず実行するタイマー。
寝ながらでも体が自動的に反応するため、忙しい朝の時間を効率的に動けます。
これなら寝坊する心配もないですし、移動時間ですら睡眠時間としてカウントできるので、忙しい現代人にピッタリの道具といえそうです。
- 起床
- 朝の身支度
- 着替え
- 食事
- 出勤(登校)
などが全て寝ながら行えるわけなので、朝のライフスタイルが激変しそうですね。