『とりかえミラー』に相手を写すと自分の体と1分間いれかえることができます。
鳥になったのび太
ネズミのおもちゃでドラえもんを驚かせたのび太。
ドラえもんは仕返しに『とりかえミラー』でドラえもんとのび太の体をいれかえ、ネズミの恐怖を味合わせることに成功しました。
ドラえもんカラー4巻「とりかえミラー」P93:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
のび太は『とりかえミラー』で様々ないたずらを仕掛けるのですが、誤ってカラスと入れ替わってしまい、煙突から降りられなくなってしまったのでした。
ドラえもんカラー4巻「とりかえミラー」P97:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
1分間の異体験
『とりかえミラー』に他人(動物含む)を写すと自分の体と1分間だけいれかえることができます。
見た目も思考も能力も他人のものになるため、1分間の非日常感を楽しむことができます。
いれかえられる相手からすると、突然自分が目の前に現れるわけなのでビックリしてしまいますよね。
鳥は危険
たった1分間とはいえ、鳥といれかわるのはかなり危険な行為といえます。
のび太のように変身が解けたあとが問題で、犬や猫なら地上にいますが、鳥は空を飛んでいるのですから、人間に戻ると落下してしまいますよね。
例えばカラスは時速60kmで飛びますが、1分で約6km先まで移動する計算です。
そこまで離れないにしてもビルの上や屋根で変身がとけてしまうと大惨事です。
ドラえもんカラー4巻「とりかえミラー」P97:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
効果の似たひみつ道具
体をいれかえるひみつ道具は他にもいくつかあります。
これらはいずれも自分と相手が直接ひみつ道具に触れてはじめて体が入れ替わるのに対し、『とりかえミラー』は離れた場所からでも相手を鏡に写すだけでいい点が大きく異なります。
ただし時間制限があるのも『とりかえミラー』だけの特徴なので、用途に合わせて使い分けるといいでしょう。