透視台と透視シール

シールを貼ったものの中を透視することができる『透視台と透視シール』です。

あやうくしずかちゃんとの関係が壊れてしまう手前まで進んだ恐ろしいひみつ道具です。

のび太、危機一髪!

しずかちゃんと出来杉くんの仲が良すぎることを妬むのび太は、『透視台と透視シール』を使って2人の交換日記を盗み見します。

『透視台と透視シール』は封筒の中身や貴重な文献の中身を透視するときに使うのが本来の使い方ですが、応用の天才のび太は別の使い方を発明したのですね。

便利な透視台と透視シール
わかりやすい絵柄が特徴である

ドラえもん23巻「透視シールで大ピンチ」P95:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄

日記の内容に腹を立てたのび太が透視台に落書きすると、驚くことに日記にその内容が転機されてしまいます。

筆跡から犯人を割り出そうとする出来杉くんの行動に肝を冷やしていたのび太ですが、ドラえもんが透視台を掃除してくれたおかげで間一髪、しずかちゃんとの仲が壊れる寸前のところで助かったのでした。

透視台の落書きを消したドラえもん
ドラえもんのおかげで命拾いした・・・

ドラえもん23巻「透視シールで大ピンチ」P101:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄

文字が転記できるのは便利

のび太が偶然見つけた『スクリーンに落書きすると文字が転記される』という仕組み。

おそらくこの機能は本来の『透視台と透視シール』の使い方ではありません。

なぜならドラえもんは「消すのに苦労した」と言っているわけで、もし文字を書くことを前提にしているのであれば透視台にそれなりの消しゴムツールやペンが付属していると思われるからです。

ドラえもんですら、開発者ですら想定していない使い方を偶然とはいっても思いつくのび太は、やはり実はかなりすごい人物といえそうですね。

プライバシー侵害に気をつけよう

『透視台と透視シール』を悪用すればのび太のような使い方ができます。

しかしこれ、立派なプライバシーの侵害です。

バレると関係性が壊れるだけでなく、状況によっては法的措置なども出てくるかもしれないので、良識ある行動を取りたいものです。

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