野生動物をあたかも小屋で飼っているかのように観察することができる『野生ペット小屋』というひみつ道具の紹介です。
のび太のゾウさん
ママのペット嫌いを理解しつつ、どうしても動物を飼いたいのび太。
『野生ペット小屋』は野生動物を見つけてロックオンしておけばいつでもその動物の場所に移動することができます。
ドラえもん30巻「野生ペット小屋」P71:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
アフリカで群れからはぐれた子ゾウをペット代わりにして一緒に遊ぶドラえもんとのび太ですが、親ゾウが子どもを取り返そうとじっと待っています。
根比べに負け子ゾウを返し、ホッとしたような寂しいようななんとも言えない気持ちになるのび太なのでした。
ドラえもん30巻「野生ペット小屋」P78:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
飼わずともロックオン
『野生ペット小屋』は狙った動物を瞬時に表示するロックオンの機能があるため、野生動物を見つけてロックさせしておけばいつでもその動物の所に移動できます。
『どこでもドア』に似ていますが、対象動物を追いかけ続けることができる点で異なりますね。
大きな動物は通れません
『野生ペット小屋』よりも体が大きな動物がゲートをくぐることはできません。
ドラえもん30巻「野生ペット小屋」P76:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
体が自動的に拡大・縮小する機能がついていないようで、もしそれらの動物を移動させる時には『スモールライト』が必須です。
いや、むしろ野生動物を人間世界につれてくることは間違っているので、そういう意味で未来の科学者たちはあえて手間がかかるように設計したのかもしれませんね。
ゾウが全力で体当たりしても壊れない頑丈さも兼ね備えています。
動物から動物にスキップ
野生動物をさがすときは『野生ペット小屋』の機能を最大限に活用しましょう。
ダイヤルを回すと動物から動物にスキップしてさがすことができ、効率的に好みの動物を選択可能です。
観察した動物に出会えるまで根気よく粘りましょう。