汚れや穴などなんでもずらしてしまうのが『ずらしんぼ』です。
ジャイアンのマンガ
めずらしくジャイアンがおもしろいマンガをスネ夫に貸しますが、スネ夫のうっかりで汚してしまいます。
その全責任をおしつけられるかわいそうなのび太ですが、『ずらしんぼ』を使ってきれいさっぱり元通り!
ドラえもん39巻「ずらしんぼ」P113:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
最後にはマンガの中身を全部『ずらしんぼ』で別の紙に移してしまい、マンガ本は白紙になってしまったのでした。
ドラえもん39巻「ずらしんぼ」P117:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
果たしてスネ夫はジャイアンにどう言い訳をするつもりなのでしょうか?
気になるもの、なんでもずらします
『ずらしんぼ』を使えばマンガに付いた汚れやタタミの汚れ、穴、水たまりなどなんでも位置をずらすことができます。
物の場所を変更したい時に重宝しそうなひみつ道具ですね。
ずらしんぼが活躍しそうな場面
個人的に『ずらしんぼ』が活躍しそうだと思うのは家の中のコンセントです。
この場所にコンセントが配置されていれば便利なのに、と感じるシーンはよくあると思いますが、『ずらしんぼ』があれば使いやすい場所にコンセントを持ってくることができますね。
他にも外傷を負ってしまった時に傷を捨てたり、車についてしまった傷を捨てたり、見渡してみると使いみちはたくさんありそうです。
スネ夫の性格の悪さ、炸裂
もともと事件の発端はジャイアンのマンガにスネ夫がチョコレートケーキを落としてしまったことです。
ドラえもん39巻「ずらしんぼ」P111:小学館てんとう虫コミックス藤子F不二雄
それを隠してジャイアンに内緒でのび太に又貸しし、あたかもそれをのび太が悪いようジャイアンに伝えます。
都合の悪いことは全てのび太に押し付けるスネ夫の悪い性格が全面に押し出された今回のお話ですね。
このひみつ道具はこの巻で読めます