『どこでも落っこち機』を使うと引力が働く方向を自由に変更できます。
新しいタコあげ
タコあげが下手くそなのび太は、親戚の子が来ても一緒にタコあげをやろうとしません。
ジャイアンたちにバカにされてくやしがるのび太にドラえもんは『どこでも落っこち機』を取り出し、タコの引力を真上に変更してしまったのです。
藤子F不二雄大全集ドラえもん8巻「空高くたこを落とせ」P228:小学館
調子に乗ったのび太は空を飛んだり自由に遊び回るのですが、途中で『どこでも落っこち機』を落っことしてしまい、大惨事に発展するのです。
引力を操ります
『どこでも落っこち機』は物体に影響する引力の方向を自由に変更できるひみつ道具です。
引力を働かせたい方向に矢印を向けてボタンを押すとその方向に引力が働き、例えば上に向かって使用すると空に向かって引っ張られるわけです。
これを利用すると風が無くてもタコあげができてしまうわけですね。
空を飛ぶことも可能
のび太はひみつ道具を応用して使う天才です。
自分自身に取り付けて引力の方向を自由に操り、『タケコプター』無しで空を飛ぶことを思いつくのです。
藤子F不二雄大全集ドラえもん8巻「空高くたこを落とせ」P228:小学館
矢印の向きを変更するのにコツがいりそうですが、慣れると簡単そうに見えるから不思議です。
電池切れの心配もないですし、大長編において新しい移動手段として利用できそうです。
落としやすいので注意が必要
問題点として『どこでも落っこち機』は小さいのでパラパラ落としやすいということがあります。
ポケットから落下したり、手を滑らせて落としてしまうと危険です。
常に予備を持ち歩き、万が一のときでもカバーできる準備をしておきましょう。
このひみつ道具はこの巻で読めます